アイブレー山の汚染されていない土地で収穫されたアイブレー山のタイムの葉。シチリアの典型的な風味と香りで料理を引き立てるために、乾燥させて丁寧に包装されています。アイブレー山のタイム（Thymbra capitata）は、方言で「サトラ」として知られる地中海特有の低木で、アイブレー山の斜面に自然の生息地を見つけました。春から7月まで、特にこの時期のアイブレーの土地に特徴的な花が咲き、蜜蜂の群れを引き寄せます。アイブレーのタイムの蜂蜜は、古代からその特性が知られている貴重な製品で、今日ではスロー・フードの支援によって認識されています。葉は特に香りが強く、手で軽くこすり合わせるだけで甘く、新鮮でバルサミックな香りを感じることができ、乾燥によって強くなっています。アイブレーのタイムは、南東シチリアの心臓部で働くインクルーシブな農業の成果です。アイブレー山は、汚染されていない豊かな生物多様性の自然遺産です。ノートとパラッツォロ・アクレードの間の岩だらけの晴れた土地で、協同組合は「アイブレーの果実」という社会農業活動を立ち上げ、主に野生のハーブ（アイブレー山のタイムなど）の収集と香草の栽培に専念しています。タイムや他の強い香りを持つハーブは、エコシステムを尊重しながら、経験豊富な手によって愛情を込めて手入れされ、収集、加工、乾燥され、丁寧に包装されており、シチリアの香りを鮮明に捉えています。タイム・ドルチ・エヴァジオーニは、2020年の国際味覚賞で「最高のドライ・アロマ/パウダー賞」を受賞しました。